大型ガソリン機用スターターのギアが空回りして
使えなくなってしまいました。
ギアとシャフトの隙間に1,5mmのピンを挿して
止めてあるのですがギアの内径が
広がって テンションをかけると滑って
空回りします
同じスターターを使っている友人から
ギアをひっくり返してつけると良かったと
聞いていたので 試してみましたがダメでした
それと悲惨な事にギアを外す時モター後部の軸受け
のカバーをシャフトで押して外れたので
見てみるとカーボンブラシが割れて
粉々に この時点で廃棄処分に。
数ヶ月たったある日
ホームセンターで何気にカーボンブラシが
目に止まりました
帰って 投げてあったスターターの
カーボンブラシの収まっていたケースの寸法を測って
みると5M×5Mです
何とかなるかも。
5M幅のカーボンブラシがありました
カーボンはもろいので慎重に5M×5Mに削り
ます。前のブラシに付いていた配線の形態が
違うので半田付け
モーターの後ろにブラシをセットするのに
四苦八苦 ブラシの下にスプリングを
入れるため押さえていないと 飛び出します
それに缶のマグネットに引っ張られて
シャフトが思うように動きません
ブラシを押さえていた指がズレてブラシとスプリング
が飛び出します。
ここで断念。
数日後ふと横にあった充電器のワニ口クリップで
ブラシを挟むとスンナリトセット出来ました。
取り合えずブラシの調子を見ると異常なく回ります。
次にギアを止めてある1,5mmのピンの代わりに2mmのピアノ線をテーパ状に削り
叩き込みました。 ギヤの変形で振動が出ますが何とか使えそうです。
物を捨てられない昭和生まれのサガでしょうか、でも楽しかったです。